ダヴィンチ jr. pro x+ 使ってみてのレビュー

3dプリンター ダヴィンチ jr. pro x+ レビュー

2021年の年末にAmazonでセールをしていた ダヴィンチ jr. pro x+ を購入しました。

ダヴィンチ jr. pro x+ 以外にも UV光造形式の3dプリンターは持っていました。

ですが、価格が2万円代程度というのもあり、印刷がほぼできないレベルで使えなかったので、ちゃんと使える製品を期待して ダヴィンチ jr. pro x+ を買いました。

ダヴィンチ jr. pro x+ の購入の決め手

自動キャリブレーション

ダヴィンチ jr. pro x+ の購入の決め手となったのは、自動でキャリブレーションを行ってくれるところです。

キャリブレーションとは、印刷前に造形プレート(造形物が印刷される台座)とノズル(フィラメントが出てくるモジュール)の高さを調整して、どこから造形を開始するか設定することです。

以前に買った2万円代の安い奴は、手動でキャリブレーションをする必要があり、ここをうまく行わないと何も造形されません。また、キャリブレーションのやり方もA4用紙を台座に挟んで、引き抜けるか抜けないかのギリギリで調整するというものでした。これがまたうまくいかなかったのです。。。

造形物の大きさ

3dプリンターごとによって、印刷できる造形物の大きさが決まっています。 ダヴィンチ jr. pro x+ では、縦横高さで最大175 x 175 x 175mmの大きさまで印刷できます。これは結構大きいほうかなと個人的に思ってます。

購入価格

2021/1/10時点では、Amazonで、94,789円でした。なかなかいい値段します。

年末のセール価格は、69,800円だったので、購入を検討している人は安くなるのを待ってもいいと思います。

ダヴィンチ jr. pro x+ Amazon
Amazon ダヴィンチ jr. pro x+

外観

ダヴィンチ jr. pro x+ の本体重量は、12kgで、自宅で受け取った時に感じたのは、結構重量ある感じでした。でも、1人で運べるぐらいの重さです。

箱を開けて電源を入れたときはこんな感じです。(中の梱包材は取り除いています。)

中のライトが結構明るくていいです。印刷中は、自動でライトが消えます。

初期設定

初期設定では、以下の動画を参考にしました。本体の取扱説明書にも初期設定の仕方が書いてあるのですが、順番がばらけているのもあったので、動画を参考にしながらするのをお勧めします。

金属フィラメント造形&レーザー彫刻もできる3Dプリンター ダヴィンチ Jr. Pro X / XYZ Printing

初期設定の流れは以下のような感じです。動画を見ながら設定すればできました。

  • 梱包材を取り除く
  • エクストルーダー(フィラメントを出すモジュール)取り付け
  • フィラメントを取り付ける
  • フィラメントのロード
  • キャリブレーション
  • サンプルの印刷

3dデータ印刷

サンプルデータ印刷

本体の付属しているSDカードにサンプルデータが付属しているので、試しに印刷してみました。

ハートチャームって名前でデータがあるので、印刷します。

ダヴィンチ jr. pro x+ サンプルを印刷

一発で成功しました!!普通に考えればサンプルぐらいできて当然なのですが、前もっていた奴は8回失敗してやっとサンプルができたぐらいポンコツだったので、ちゃんと出るだけで感動です。印刷にかかった時間は1時間30分ぐらいでした。

その後、何回か自分で3dモデリングしたものを造形しましたが、問題なく印刷できました。

結果 ダヴィンチ jr. pro x+ はどうだったのか

結果的に ダヴィンチ jr. pro x+ はありです。造形が非常に安定していて、失敗がほぼありません。かなりい買い物をしたと思います。

本体の作りもしっかりしていて安物感は全くありません。初めからこの ダヴィンチ jr. pro x+ を買っておけばよかったです。3dプリンターを全く使ったことがない人は、2万円代の超安い奴ではなくこの価格帯ぐらいのものを買えばストレスなく楽しむことができると思います。

ただ動作音は結構あるので、夜中につけっぱなしだと気になると思います。床に直置きではなく、台の上に置くなどの工夫はいると思います。

3dプリンターのトラブル時の解決方法

また、印刷する中で、いくつか3dプリンター全体で共通するような問題を見つけたので、以下に問題と解決法を書いた記事を載せておきます。

  • 室温が低くて印刷に失敗
  • ノズルが詰まって印刷に失敗
  • 造形プレートに印刷物がへばりついて取れない

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